ゴールドフィンガーのDB5は5億円! 映画007のボンドカーズいよいよ登場!(その1)

活動写真、いや映画(古い人間なもので)007シリーズに登場するクルマ群、ファンでしたら先刻ご存知でしょう。ここで少しばかり裏話をしましょう。

私の在英時期1964年封切のショーン・コネリー・ボンド第2作、『ロシアより愛をこめて』の看板でした。この作品にはカーアクションはありません。
私の在英時期1964年封切のショーン・コネリー・ボンド第2作、邦題『ロシアより愛をこめて』の看板でした。この作品にはカーアクションはありません。

【アストン・マーティンDB5『ゴールドフィンガー』
銀幕(これも古いかな))で活躍するボンドカーで、仕掛け満載でファンの心を掴んだのは、なんといっても1964年の第3作、『ゴールドフィンガー』のアストン・マーティンDB5でしょう。それにしても、未来型ガジェットではなく、フロント補助灯下に開く機関銃口、後方からの銃撃を防ぐ防弾板、オイル噴射穴(追撃車をスピンさせる)、敵の識別を避ける回転ナンバープレート、追突緩和バンパー程度です。

正真DB5のリアガジェット。アールズコートのロンドン・モーターショーにて。アメリカに現存します。
正真DB5のリアガジェット。アールズコートのロンドン・モーターショーにて。アメリカに現存します。

ロンドン市内アールスコートで開催されたモーターショーで撮った写真が一枚出てきました。この正映画ボンドカーDB5、2010年にアメリカのコレクターが$460万(5億円程!)で落札したはずです。