モータースポーツというと専用のレーシングカーをトラックなどで運んで行なうものというイメージが強いだろう。しかし最近ではナンバー付きの車両によるレースが増えてきている。その元祖ともいえるのが2000年から始まったワンメークレース「Netz Cup Vitz Race」だ。
現在のマシンは市販されている1.5リッター・5速MTの「Vitz RS」をベースに、ワンメイクレース仕様のパーツを装着した「Vitz RS Racing」となる。もちろんナンバー付きだから公道走行可能。しかもヴィッツの場合、安全装備であるロールケージを組んだ状態でも積載性は確保されているから、レースに必要なタイヤや工具、サインボードなどを積んでサーキットに自走で行くことも可能だし、そうしているユーザーも少なくないという。