トト・ウォルフがパスカル・ウェーレインに付けた不思議なニックネームとは?【F1速報×F1女子~メキシコGP号】

■Tetsu’s Technical Check

サーキットの特性に合わせてマシンのパーツを変更しているのは分かりますが、「このパーツは何の役割があるのかな?」と思うことがほとんど。このページでは、F1のメカニックとして活躍したモータースポーツジャーナリストの津川哲夫氏が、最新メカニズムを分かりやすく解説してくれます。今回、特に興味深かったのはレッドブルの冷却対策。

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標高が高く空気が希薄、かつ高温なメキシコシティの気候は空力に大きな影響を与えるが、なかでも冷却には神経を使う。空気が希薄な分ラジエター類のクーリングが通常よりも苦しくなるため、より大容積の冷却空気を取り込まねばならず、その効率を上げるには排熱用エアアウトレットの拡大は必須だ。レッドブルはリヤサスペンションのアッパーアームのマウント部に巨大なバルジを装着し、後方に向けてエアアウトレットとしている。(津川氏)

■100の質問 パスカル・ウェーレイン

待ってました!「100の質問」!! 今回の回答者は、ドイツとモーリシャスの血を引くエキゾチックな風貌、マノーのパスカル・ウェーレイン選手(1994年10月18日生)の登場です。デビューイヤーで新鮮なのか、しょっちゅう笑いのツボにはまってくれたそうですよ(笑)。

Q15.ニックネームは?

A.トト(ウォルフ)にリトル・プリンス(星の王子様)って呼ばれてるんだけど、なんでかな(笑)。

Q20.特別な資格を持っていますか?

A.学校を卒業したのが15歳で、その後は3年間メカニックの職業訓練を受けたよ。

Q51.ドリームチームのメンバーは?

A.えーと、メルセデスで、ドライバーはもちろん僕、もうひとりは誰でもいいよ。チームはそのままで……言っとくけど、どこか変えたか方がいいと思ったとしても、言わなくていいからね(笑)。ともかく、そのままで。

Q62.縁起を担ぐ?

A.うん、いろいろね。数字の13が嫌いだよ。13日の金曜日は一歩も外に出ないほうがいいと信じている(笑)。

Q99.何があってもやらないことは?

A.パラシュートとスカイダイビング。

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気難しそうだな、という第一印象を持っていましたが、「13日の金曜日は一歩も外にでないほうがいいと信じている(笑)」と回答するなどチャーミングな一面があってびっくり! なぜニックネームがリトル・プリンスなのかも気になりますよね。今度サーキットで会えたら「ハロー!リトル・プリンス!」と声をかけてみようと思います(笑)。

(yuri)

この記事の著者

yuri 近影

yuri

2006年のF1日本GPを観に行ってから、どっぷりF1&ジェンソン・バトンにはまってしまったF1女子。F1が大好きですが、車の運転は下手(小林編集長お墨付き)、メカニズムも苦手、だけどドライバーの知識と愛だけは自信あり! もっと気軽にF1を楽しんでもらいたい、好きになってもらいたいという気持ちで執筆活動をしています。
趣味はバトンの追っかけと、F1海外観戦。現在は新米ママとして子育てに奮闘しながら、のんびり記事を更新中。あたたかーい目で見守っていただけると嬉しいです。
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