■新型NSXは、横置きから縦置きミッドシップへ大変更
当初新型NSXは、レジェンドの横置きSH-AWDユニットを流用すべく、開発が進められていました。実際、2012年のプロトタイプでは横置きミッドシップでしたが、世界のスーパーカーと闘うために500ps超えのハイパワーを目指す方針に変更。
そしてハイパワー化と熱対策、さらに操縦性向上を踏まえ、縦置きミッドシップへの設計変更が決まりました。
縦置き化とハイパワー化にともない、新型NSXではエンジンもDCTもボディも新開発&専用設計になりました。コストダウンのために量販車種のコンポーネントを流用するのではなく、スポーツハイブリッドとして最高かつ最適な性能の実現を目指して、新たなメカニズムの開発がすすめられたのです。