アウディS4/S4アバントの日本発売がスタート。新たに採用された「Bサイクル」エンジンとは?

Audi S4 Avant

前40:後60の割合で分配する「quattro(クワトロ)フルタイム四輪駆動システム」には、トルクベクタリング、リヤスポーツディファレンシャル(オプション)が加えられていて、スポーティ仕様にふさわしいトラクションと敏捷性を獲得。また、スポーティなセッティングが施された前後ウィッシュボーン式サスペンションにより、車高を通常のA4よりも20mm下げられています。

Audi S4

安全装備もアウディ最新の技術が投入されており、アシスタンスシステムについては、新しいアウディA4や Q7などに採用済みの衝突防止システム「アウディプレセンス」の機能を拡張。

Audi S4

前方だけでなく、後方や側方もセンサーやカメラを使って常時監視されるようになっています(アウディサイドアシスト及びアウディプレセンスリヤを標準装備)。

さらに、標準装備の「トラフィックジャムアシスト付きアダプティブクルーズコントロール」は、渋滞時にアクセル、ブレーキに加えてステアリング操作まで自動化するシステムで、将来の自動運転につながる先進技術。

アウディの特徴のひとつである「MMIシステム」は、最新ナビが搭載されているほか、「バーチャルコックピット」やヘッドアップディスプレイなどの最新機能も、S4としては初めてオプションで用意。

Audi S4Audi S4 Avant

価格はアウディS4が839万円、アウディS4アバントが868万円。両車ともに右/左ハンドルが用意されています。トランスミッションは両モデルともに従来の7速ティプトロニックから8速ティプトロニックに多段化されています。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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