新東名と東北道の一部区間が最高速度110km/hに!

一方で大型貨物車などの規制速度は現状どおり80km/hとする方針。

この場合、上り坂等で加速性能の劣る大型貨物車が中央の追い越し車線等に出て来た際、後続車との速度差が相対的に拡大し、危険な状況が発生する可能性が高そうです。

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警察庁によると、今回の試行区間と同様に設計速度が120km/hの区間は、関越自動車道、常磐自動車道、東関東自動車道、東名高速道路、九州自動車道にも存在しており、距離にして834.3kmに上る模様。

これらの路線にも順次、制限速度変更が適用されると予想されるため、今回の2路線での試行に際し、事故未然防止の観点から、海外のハイウェイのように車線別に走行車種の目安を設けたり、最低/最高速度を標識で明示するなどの配慮が必須となりそうです。

Avanti Yasunori

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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