ルノーの、そしてフランスのモータースポーツをリードしてきた「アルピーヌ」のブランドが復活し、日本でも発売されることが発表されました。
2016年2月に発表されたアルピーヌ・ビジョン(ALPINE VISIO)は2017年に欧州で発売と公表されていましたが、日本でも2018年に発売すると正式にアナウンスされました。
詳細などはまだ発表時からの追加情報はありませんが、欧州に次ぐ初の海外輸出となるそうです。
公表されているアルピーヌ・ビジョンのスペックは、新開発の4気筒ターボをミッドに搭載する2シーターで、0-100km/h加速は4.5秒以下といいます。
デザインはもちろん、1970年代にモンテカルロをはじめとした各種ラリーなどでも活躍したアルピーヌA110がモチーフとなっており、丸型4灯ライトの内側はかつての追加ライトをイメージしています。
今回確認した限りでは、2ペダルでパドルシフトが装備されていました。ミッドに搭載されるという新開発エンジンは見せてくれませんでしたので、まだ開発中ということでしょう。ちなみにこのユニットは現在のところ流の、日産グループのどの車種にも搭載されていない、ただし今後は他車種への展開の可能性はある、とのこと。
コンセプト段階の現在はホワイトの ボディーカラーですが、もちろんアルピーヌのイメージカラーであるブルーも発売時は用意されるそうです。
価格はまったく未定ですが、巷では700〜800万円程度と見られているのが有力のようです。
日本発売時には専門ディーラーも開設するということですが、販売台数はそれほど多くないことが予想されます。
個性的な車両が増えて行くことはとても嬉しいことです。さらにスポーツカーが販売されて続けることは、自動車が文化として認められる証と言えるでしょう。市販バージョンが楽しみですね。
(clicccar編集長 小林 和久)
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