ホンダとカブクが3DプリンターでマイクロEVを製作【CEATEC16】

「CEATEC JAPAN 2016」のホンダ・ブースの見どころのひとつは、カブクと共同で製作されたマイクロEV。

多様なユーザーニーズを反映させたカスタマイズ商品をオンデマンドでデジタル製造できるカブクの「Rinkak マス・カスタマイゼーション・ソリューション」を活用し、ボディのデザインから設計、製造まで包括的に行っているもの。

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今回展示されているのは、鎌倉市にある豊島屋のオーダーに応えたマイクロEV。狭い道が多い鎌倉市ならではの「地域宅配サービスがしやすく、宣伝もできる配送車両」というニーズに応えたカマスカスタマイズ車両で、カブクとホンダにより共同された車両になります。

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迅速な3Dデザインと3Dプリンターの活用により、金型レスの開発プロセス、デジタル製造工場ネットワークの活用を実施。総工程を約2か月に大幅短縮させ、時間もコストも削減したオリジナル車両。隣には、ホンダのマイクロEV「MC-β」が展示されていました。

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3Dデザインと3Dプリンターを活用したビジネスモデルがここ日本でも車両にまで及んでいますが、自分だけのEVをオーダーできる日が来るかもしれません。


(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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