コンセプトカーのような市販車!? 超ユニークな「シトロエンC4カクタス」が200台限定で発売

一方のインテリアは、シンプルかつモダンな仕立て。「旅をすること」をテーマに掲げ、スーツケースをモチーフとしたダッシュボードのトップボックスや、ワンタッチでシフト操作ができるイージープッシュ&パドルシフトなど、こだわりのデザインと機能性が与えられています。

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また、水平基調のダッシュボードには視認性に優れたフルデジタルディスプレイと直感的な操作が可能な7インチタッチスクリーンを採用。タッチスクリーンにはエアコンや走行データ、リヤカメラなどの機能を集約し、ドライバー正面にはデジタルの速度計のみをデザイン、シンプルさを究極まで追求しているそう。

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操作系もユニークそのもので、シフトレバーの代わりに設けられた「N/D/R(ニュートラル/ドライブ/リバース)」のプッシュボタンはイージープッシュと呼ばれ、オートマチックによる簡単なドライブ操作と、パドルシフトを使ってのマニュアル変速が可能です。

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搭載されるエンジンは1.2Lの直列3気筒DOHC、トランスミッションはシングルクラッチの「ETG5(エフィシェント・トロニック・ギアボックス)」。82ps/118Nmという数値ながら1070kgという車両重量ですから力不足ということはないでしょう。

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なお、ボディサイズは全長4155×全幅1735×全高1530mm。価格はファブリックシート仕様が238万円、ベロアシート仕様が241万円となっています。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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