さらにイベントの目玉として、1991年にルマン24時間耐久レースで総合優勝を果たし、 普段は広島県のマツダ本社内のマツダミュージアムに展示されている「MAZDA 787B」(55号車)のデモランが行われました。
最高出力700psを絞り出す総排気量2.6L(654cc×4)の「R26B」エンジンが放つハイトーンなサウンドは今なお健在。寺田陽次郎氏がドライバーを務め、エンジン全開でサーキットを4周しました。
クリッカーでは4年前、鈴鹿サーキット50周年記念イベントで、同氏による787B 55号車のデモランの様子をご紹介しましたが、今回はそれに続くものとなります。
前回はメインスタンド前ストレートを疾走する同車の様子をお伝えしましたが、今回は近距離からコース路面とほぼ同じ高さでマシンを捕捉できる名所、「プリウスコーナー」から撮影。
コクピット内で寺田氏が懸命に787Bを操る様子が窺えます。
SKYACTIVシリーズとしてのロータリーエンジン復活を望む声が高まる中、ファンにとっては垂涎のビッグイベントとなった次第。
次回は同社の経営陣やデザイナーによるトークショーの模様をご紹介したいと思います。
(Text/Photo: Avanti Yasunori)
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