BMWジャパンが公共充電サービス「ChargeNow」を導入。普通充電の利用料金は永年無料

日本は普通/急速充電ともに充電インフラは急速に増えていて、FCVよりも現実的な選択肢として根付きつつあります。

また、テスラがCHAdeMO(チャデモ)に対応しつつ、独自の充電スタンドもホテルなどに展開しています。

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BMWジャパンの公共充電サービス「ChargeNow」は、全国にある約1万4000基の提携充電ステーションにおいて、カード1枚で簡単に利用できるもので、初年度の料金は無料、普通充電の使用料金は永年無料という内容。

具体的には、BMW専用のChargeNowカードにより、国内最大の充電器ネットワークである「NCSネットワーク(日本充電サービスが提供する急速および普通充電器の全国ネットワークサービス)」の充電器の利用が可能となるもの。

2016年8月末時点の設置数は、普通充電器が約8,500基、急速充電器が約5,500基、合計で約14,000基となっています。

ほかにも、車載されているナビゲーションシステムや無料の専用スマホアプリ「ChargeNow App」内、全国の提携充電ステーションをマップ上に表示したり、充電ステーションの詳細(急速充電器と普通充電器の設置数など)や、充電器ごとのリアルタイム満空情報を入手したりすることが可能。

これにより、運転中に充電が必要な際に、最寄りの充電ステーションの充電器の空き状況が手軽に確認できます(満空情報が提供されている充電ステーションに限る)。

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対象車種は普通充電器向けサービスが、BMW i8、BMW X5 xDrive40e、BMW 330e、BMW 225xeアクティブ ツアラーで、月会費は1年目が無料で2年目より2500円。普通充電の利用料金は無料です。

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普通・急速充電器向けサービスは、BMW i3が対象。月会費はこちらも1年目が無料、2年目より5000円。普通充電の利用料金は無料で、急速充電は2年目より15円/分となっています。

新型BMW i3では航続距離を大きく延ばしながら価格も据え置くなど、電動化車両の普及に向けての本気ぶりがBMWから伝わってきます。

テスラも充電の「しやすさ」を訴えていて、こうした充電サービスの充実も電動化車両の競争を左右する側面になる時代が来るかもしれません。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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