2014年4月に発売されたBMW i3は、BMWサブブランド「i」シリーズの最も小さなモデルで、ピュアEV仕様とレンジエクステンダー付を用意しています。
レンジエクステンダー仕様のエンジンは、モーターサイクル用の並列2気筒を活用し、シリーズハイブリッドといえるシステムで、日本では圧倒的に後者が多いようです。一方のお膝元ドイツや欧州では、短距離用という割り切りからピュアEVの方が高いシェアになっているそう。
9月26日に開催されたBMWの燃料電池に関するプレゼンテーションでもバッテリーEVモデルは、街中や通勤など向けと位置づけていて、それ以上の航続可能距離やスポーツ性能などはFCVに担当させるという説明がありました。
欧州のようにピュアEV仕様が売れるべきなのが、i3のコンセプトに沿うものなのでしょう。