メルセデス・ベンツをベースとした高性能モデルを手掛けるメルセデスAMGが、自身のブランドの象徴として、流麗な2ドアクーペボディに新開発の4.0L V8ツインターボを搭載した「AMG GT」を開発したのは記憶に新しいことかと思います。
日本でも昨年から販売されているのですが、欧州ではこの「AMG GT」シリーズのさらなる充実のため、585ps/71.4kgmまで強化した高性能モデル「AMG GT R」を追加しました。
さらに今回、オープンモデルの「AMG GTロードスター」が追加されました。
ラインナップは「AMG GTロードスター」と「AMG GT C ロードスター」の2種類を用意。いずれもソフトトップを採用し、開閉は約11秒で50km/h以下での操作にも対応するとのこと。
ちなみに、ソフトトップのカラーはレッド/ブラック/ベージュの3色から選べます。
搭載されるパワートレーンは4.0L V8ツインターボを搭載しますが、新たに“C”を冠する「AMG GT C ロードスター」では、クーペに設定される「S」よりも最高出力は47ps高い557ps、最大トルク(680Nm)を1900~5750rpmという幅広い領域で発揮。
専用チューニングが施された7速DCTとの組み合わせにより、0-100km/hで3.7秒、最高速度は316km/hを達成するといいます。
また、2つの可変フラップによってエモーショナルなサウンドを響かせるAMGパフォーマンスエキゾーストシステムを装備し、オープンエアでの走りの歓びを強調します。
今回公開された動画では、この「AMG GT C ロードスター」が晴天のもとワインディングロードを駆け抜けています。
圧巻のパフォーマンスを想像させる重低音を轟かせて突き進む姿はもちろんのこと、動画を見る限りではドライバーの髪の乱れが少ないことからルーフを開けた状態での快適性も高そうです。