■マセラティ・レヴァンテ
イタリアのスーパーカーブランド「フェラーリ」と少なからぬ関係にある「マセラティ」。これまでは大型サルーンやスーパーカーを手掛けてきましたが、ここ数年で中型セダンの「ギブリ」そしてSUV「レヴァンテ」と、新たな分野でもその存在感を示しています。
ひと目でマセラティであることが伝わるデザインをもつボディは、全長:5004mm×全幅:1968mm×全高:1679mmで乗車定員は5名。50:50という前後重量配分とクラストップレベルの低重心による走りの良さに加えて、6段階の車高調整を可能とするエア・スプリング・サスペンションにより、舗装路から悪路まで頼もしい走りを実現します。
エンジンはフェラーリと協力して開発し、さらに製造もフェラーリのマラネッロ工場で行なわれる3.0L V6ツインターボを採用。そのほかにもディーゼルエンジンもラインナップ。
■ジャガー・F-PACE
イギリス生まれの高級車ブランド「ジャガー」も、この「F-PACE」でSUVに初参戦。スポーツカーのDNAを受け継ぐハイパフォーマンスSUVと謳うように、ボンネットをはじめとしたボディの筋骨隆々とした逞しさがまず目を引きます。
そのテイストはインテリアにも。コックピット感が強めのスポーティな室内は使用する素材も質感は高く、またメーターはフル液晶と先進性も兼ね備えているのもポイント。
パワートレーンはガソリンエンジンのほかディーゼルエンジンもラインナップ。日本投入の際に設定された50台限定の「ファーストエディション」が1108万9000円と高めだったものの、後に販売がスタートしたモデルでは最安で639万円と戦略的な価格も魅力的。