ホンダのコンパクトミニバン「フリード」がフルモデルチェンジ。
3列シートのフリードは6名乗車と7名乗車を設定、旧型ではスパイクのサブネームが付いていた2列シートは、新たに「フリード+(プラス)」という名前に生まれ変わっています。
それにしても、3列シートの「フリード」に対して、シートが減っている2列シート車に『プラス』という名前が選ばれたのは、ちょっと不思議な感じもします。
そうした疑問を開発責任者である田辺 正さんにぶつけると「3列目シートがなくなっているのでフリード『マイナス』のほうがわかりやすいという冗談めいた話もありました」と言いながら、興味深いことを教えてくれたのです。
「じつはシートが減っていても、フリードプラスのほうが重量がプラスになっています」。
たしかにカタログで確認すると同等グレードでの比較でフリードプラス(5人乗り)はフリード(6人乗り)に対して10~20kgほど重くなっています。