随所に円周率が施された遊び心満点の「Fiat 500 Genio(ジェニオ)」

ベース車はキャンバストップの「フィアット 500 ツインエアラウンジ」で、ボディカラーはメタリックグレー、内装色は通常のアイボリーではなくブラックを基調に変更され、専用の「ポルトローナ・フラウ」製のレザーシートが用意されています。

Nouvelle Fiat 500 2015

ダッシュボードをはじめ、Bピラーやキーケースに現行フィアット 500のデザイナーであるロベルト・ジョリート氏が黒板に描いたラフスケッチが採用されるという遊び心もFiat 500に似合うポイントといえそう。

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さらに、ミラーカバーはクローム、ホイールは限定車専用の16インチアルミホイールで、センターキャップには円周率が施されるというユニークな仕掛けも。なお、モデル名の「Genio(ジェニオ)」はイタリア語で天才を意味するそうで、上記のような細かな演出が用意されているわけです。

442_news_genio_side_2搭載されるエンジンは、「ツインエア」こと直列2気筒ターボで、85ps/145Nmというスペック。トランスミッションは、シングルクラッチのATモード付5速シーケンシャル「デュアルロジック」となっています。「Fiat 500 Genio(ジェニオ)」の価格は271万7280円です。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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