PHVのメルセデス・ベンツ「GLC 350 e 4MATIC Sports」を863万円で追加

パワートレーンは、「GLC 250 4MATIC」に搭載される最高出力211ps(155kW)、最大トルク350Nmとなる2.0Lの直列4気筒BlueDIRECTエンジンに、最高出力116ps(85kW)、最大トルク340Nmを発生し、ブースト機能も併せ持つ電気モーターが組み合わされています。

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「GLC 350 e 4MATIC Sports」は、システム全体で320ps(235kW)、最大トルク560Nm(欧州仕様値)を発生し、ガソリンエンジンとモーターを状況に応じて使い分けることで、ガソリンエンジン車、EV、ハイブリッドの特徴を活かす走りが美点。「C 350 e アバンギャルド」と同様に単なるエコカーではない、ハイパフォーマンスを誇るプラグインハイブリッドです。

EV走行時の航続可能距離は30.1km(欧州仕様値)。

なお、メーターには25km以上の数字は表示されないそう。実走行となると距離はもっと短めになると思われますが、走行中にも回生ブレーキなどによりバッテリーの充電を行うため、充電設備がない場合でも電気モーターのみでの走行が可能。

JC08モード燃費は13.9km/L。リチウムイオンバッテリーの充電時間は、フル充電まで「CHARGE」モードで1時間以内、 AC200V電源を使用すると約4時間で完了します。

ラゲッジスペースは、大容量のリチウムイオンバッテリー(8.31kWh)を搭載しながらもゴルフバッグが3セット積載できる容量を確保しており、プラグインハイブリッドモデルであるにも関わらず、十分なユーティリティ性を確保。

走行モードは計4つ。「HYBRID」は、走行環境やバッテリーの残量に合わせてエンジンと電気モーターを併用。モーターのブースト機能によって途切れのない加速感が得られるそう。

電気モーターのみで30.1kmの走行となる「E-MODE」は、市街地から高速道路まで高い静粛性を実現。ほかにも、その時点でのバッテリーの充電量を維持する「E-SAVE」、走行しながらバッテリーを充電する「CHARGE」を用意。

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装備もガソリン車からアップデートされています。特別装備として「Mercedes-Benz」ロゴ付ブルーブレーキキャリパーが装着されるほか、「PLUG IN HYBRID」デザインのサイドバッジが用意されます。

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さらに、本革シートやパノラミックスライディングルーフに加え、AIRMATICサスペンション、ランニングボード、20インチホイールを装備し、GLCのラインアップの中でも最も充実した標準装備になります。また、GLCラインアップでは唯一の左ハンドル設定となるのも特徴。

「GLC 350 e 4MATIC Sports」の価格は863万円。「エコカー減税」の自動車重量税、自動車取得税が100%免税となるほか、「クリーンエネルギー自動車等導入促進対策費補助金」を最大9万5000円受け取れます。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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