2016年9月29日から開催される「パリモーターショー2016」に、次世代レクサスのデザインの方向性を示すというレクサス「UX Concept」が出展されます。
レクサスのSUVは、LX、RX、NXと「●X」という車名が与えられていて、あくまでデザインスタディのコンセプトカーなので分からないものの、UXは欧州勢を中心に流行しているクロスオーバーSUVというカテゴリーになるのでしょうか。
いかにもコンセプトカーらしい大胆なデザインが目を引く「UX Concept」。デザインを手がけたのは、フランスのニースに拠点を置く「ED2(EDスクエア)」が担当。
写真を見る限り、フロントドアパネルとリヤドアパネルの間にアウタードアハンドルがまたぐように配置されているように見えます。観音開き式の5ドアモデルなのか少し気になりますが、そこはコンセプトカー。実際に、どういったフォルムやディテールが市販車に反映されるかが気になるところ。
見どころは、クーペのように天地に薄いキャビン、力強いフェンダーまわりやワイド感のあるリヤテールランプなどの大胆な外観だけでなく、伝統の匠と先進技術を融合させたインテリアも合わせた独自の価値観を提案しているそうです。
今年のパリモーターショーには、ほかにもマイナーチェンジしたレクサスIS、2017年春登場予定のラグジュアリークーペのレクサスLCなどの展示が予定されています。
(塚田勝弘)