世界初!プリウスPHV屋根のソーラー充電システムで何キロ走れる?

駐車中と走行時でモードが切り替わり、駐車中はソーラーバッテリーにためて、ある程度たまると駆動用バッテリーに移すという制御がされています。走行中は駆動用バッテリーではなく、12Vの補機バッテリーに送られます。

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電装品などを動かす12Vのバッテリーの電気は、駆動用バッテリーから送られてくるシステムになっています。そのため、ソーラー充電システムのぶんだけ駆動用バッテリーの負担を減らせ、結果として燃費を良くすることが可能。

ソーラー充電システムは、最大出力180Wのパネル、車内のソーラーECU、ソーラーバッテリー(ニッケル水素)からなり、先述したようにソーラーバッテリーは発電電力の一時保管用電池として機能。

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また、太陽光発電によってどれくらい発電されたかは、発電時の表示だけでなく、累積の発電量もインパネの大型ディスプレイで確認できます。

なお、ソーラー充電システムによるEV走行距離(充電量のJC08モード電費換算値)で、最大6.1km/日、平均2.9km/日だそうで、年間にすると約1000kmをソーラー充電システムでまかなえると試算されています。

(文/塚田勝弘 写真/前田惠介)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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