日産の高級ブランドといえる「インフィニティ」、その新型スポーツクーペとなる「Q60」の生産が本格的に始まりました。
海外向けに展開している同ブランドですが、生産を支えるのは日本の匠。業界最高レベルという生産ラインは、栃木の工場に置かれているのです。
ダイナミックで官能的とさえいえるボディラインを実現するために、プレスボディ加工技術や樹脂製トランクリッドなど、生産・組立工程において改良されたラインになっているといいます。
さらに、新色の『ダイナミック・サンドストーン・レッド』のために、専用塗装ブースが設置されたというのも、生産技術面でのトピックということです。
そして、プレミアムカーであるインフィニティの生産を担当するのは、栃木工場4500名のスタッフから厳選された216名の熟練した職人。匠と呼ばれる人々によって、その高品質は支えられているのです。
(山本晋也)