喫煙したらクルマが炎上!? 「冷却スプレー」の扱いに要注意

ここ数年猛暑が続いていることもあり、暑くなった車内の温度を瞬時に下げられる「冷却スプレー」の人気が高まっています。

そうした中、先頃「炎天下の車内温度を素早く下げる効果的な方法とは?」の記事でもお伝えしたように、「冷却スプレー」使用時の車両火災が散発しているようです。

ANN

8月5日午前には、広島市西区の路上で停車中のクルマから突然炎が上がり、車内にいた男性が火傷を負って病院に運ばれたそうです。

目撃者によると、まるで給油タンクに引火したかのように、20~30秒で真っ赤な炎が上がったそうで、クルマは全体が焼け焦げ、窓が全て無くなっています。

車内にいた男性は幸い命に別状は無かったようですが、「冷却スプレー」を使った後、煙草に火をつけようとしたら突然爆発したそうです。

同様の車両火災は前日に名古屋市港区の路上でも発生しており、軽貨物車を運転していた20代の男性が、車内で「冷却スプレー」を使った後に、煙草を吸おうとして火を付けた際、男性と助手席の男性の体に火がつき、顔などに重傷を負ったそうです。

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Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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