ベビーアストンと呼ばれるV8ヴァンテージクーペをベースとしたヴァンテージGT8は、モータースポーツのDNAをふんだんに織り込み、エクステリアや走行性能もノーマルとは大幅に異なります。
大きなリアウィングが存在感を主張するヴァンテージGT8は、そのままサーキットを走行しても高いパフォーマンスを発揮するポテンシャルを感じさせます。
カーボンを採用したボディパーツはレースで培った空力特性を応用。シャシーもサーキット走行を想定してチューンを施されています。
そして徹底的な軽量化を図り、最大で100kgの軽量を実現。シャープな俊敏性を実現しています。
搭載される4.7LV8エンジンは最高出力446psを発生し、トランスミッションは6速MTかセミATのスポーツシフトIIから選ぶことが可能です。
こちらのストリートからサーキットまで走行できるドライバーズカーのヴァンテージGT8も全世界で150台の限定生産です。価格は6速MT車が2770万円、スポーツシフトII車は2827万2400円で日本には4台が導入される予定です。
今回の2台の限定車、今回の発表会以外で見ることはほとんどない超希少車といえるでしょう。
(萩原文博)