バイオエタノールから発電した電気で走行するという、新しい燃料電池自動車(FCV)の技術発表をしていた日産。
8月4日、世界初のFCV(プロトタイプ)をオリンピックが開催されているブラジルで発表しました。
バイオエタノールの普及で知られているブラジルで、しかも世界中の目が注がれているオリンピック開催中というジャストタイミング。
プロトタイプに搭載されている日産の新技術「e-Bio Fuel-Cell」は、エタノールのほか、天然ガスなどの多様な燃料と酸素との反応を利用して高効率に発電する固体酸化物型燃料電池(SOFC)を発電装置として搭載しているのが最大の特徴で、クルマの動力源として車両に搭載するのは今回が世界初です。