日産が「SOFC」を搭載した世界初のFCVコンセプトカーをブラジルで公開

バイオエタノールから発電した電気で走行するという、新しい燃料電池自動車(FCV)の技術発表をしていた日産。

8月4日、世界初のFCV(プロトタイプ)をオリンピックが開催されているブラジルで発表しました。

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バイオエタノールの普及で知られているブラジルで、しかも世界中の目が注がれているオリンピック開催中というジャストタイミング。

プロトタイプに搭載されている日産の新技術「e-Bio Fuel-Cell」は、エタノールのほか、天然ガスなどの多様な燃料と酸素との反応を利用して高効率に発電する固体酸化物型燃料電池(SOFC)を発電装置として搭載しているのが最大の特徴で、クルマの動力源として車両に搭載するのは今回が世界初です。

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塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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