西部警察で活躍した劇中車が小樽で揃って見られるのもあと1年!

2代目の日産S130フェアレディZをベースとした「スーパーZ」はガルウィングを採用し、軍団を率いる渡哲也演じる大門圭介の愛車として西部警察パート2第15話からパート3の最終回まで活躍しました。

Z

スカイライン

そしてスーパーZと同じ回から登場したのが「マシンRS」です。

6代目スカイライン・R30型をベースとした特殊捜査車両で、捜査用コンピューターを助手席に搭載していました。このマシンRSは2L直列DOHCエンジンを搭載しています。

さらに西部警察パート3第16話からはターボエンジンを搭載したRS-1、RS-2がラインナップに追加され、マシンRSはRS-3として登場します。

アフターバーナーやマシンガンを搭載したRS-1は攻撃車。RS-2は情報収集車、そしてRS-3は情報分析車として位置づけられ活躍しました。

R30型の前期型は西部警察の影響で赤黒のツートンボディが大人気で、レプリカを作るツワモノも多いですが、劇中の東京駅丸の内口でのフォーメーションによる走行は現在では絶対不可能です。

ガゼール

そして石原裕次郎が演じた小暮課長の愛車ガゼールのオープンカーも展示されています。

ラインナップにないオープンカーで、芝浦のヤナセ本社前で運転中に自動車電話を使う小暮課長の姿を羨望のまなざしで見た人は多いはず。

さらに、鳩村刑事の愛車だったスズキ・カタナも展示されるなど、当時西部警察に熱狂した人なら一度は行きたい場所。私もいまだに再放送で西部警察を見ています。

来年夏の閉館までに一度は足を運んで、大門軍団の愛車を見学してくるのはいかがでしょうか。

(萩原文博)

この記事の著者

萩原 文博 近影

萩原 文博

車好きの家庭教師の影響で、中学生の時に車好きが開花。その後高校生になるとOPTIONと中古車情報誌を買い、免許証もないのに悪友と一緒にチューニングを妄想する日々を過ごしました。高校3年の受験直前に東京オートサロンを初体験。
そして大学在学中に読みふけった中古車情報誌の編集部にアルバイトとして働き業界デビュー。その後、10年会社員を務めて、2006年からフリーランスとなりました。元々編集者なので、車の魅力だけでなく、車に関する情報を伝えられるように日々活動しています!
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