■「エスティマは大切にすべき」の想いが下した英断!!
そもそもフルモデルチェンジを行なわなかった要因のひとつに、「エスティマ」をはじめとしたデザイン系ミニバンの市場規模の縮小が挙げられます。
低床プラットフォームの採用で室内空間の広さをとことん追求した「ノア/ヴォクシー」をはじめ、高級サルーンに匹敵する質感を誇る「アルファード/ヴェルファイア」の好調を横目に、「エスティマ」はたとえフルモデルチェンジしても先行きが不透明だったそうです。
しかし、その一方で初代モデルから一貫する高効率パッケージとデザイン性など、それらが立派な個性として根付いていたのも事実。
国内だけでも40万台が保有されていることから、減少傾向だからといってスッパリと見切りをつけずに、多くのファンに向けて出した答えが今回のマイナーチェンジだったというわけです。