庶民の味方の軽自動車といえども、グレードやオプションなどを選んで、いざ見積りを確認すると200万円を越えてビックリ!なんて経験をした方もいるのではないでしょうか?
かつてよりも新車のハードルが高くなっているなか、やはり中古車や新古車(登録だけされた新車)は要注目であります。前者は型落ちとはいえワンランク上の仕様や稀少なモデルを選べる点がメリットで、後者は走行距離がわずかな新モデルをある程度割安で買える点が挙げられます。
そんななかから、今回はミニバンを取り上げました。 ユニークなモデルから、堅実なモデル、さらにはプレミアムなモデルまで様々なタイプをご紹介いたします。
ホンダ・エディックス
2004年~2009年にかけて販売された「エディックス」。約4300mmの全長や、1800mmを下回る全幅など、その姿はコンパクトカーに見えます。しかし、このクルマの乗車定員は6名。なんとフロントは3人掛けなのです。
水平基調のインパネは、前席中央に人が座っていても操作性を損なわないように配慮した設計となっています。また、前席中央を倒せば、アームレストや小物を置くのに便利なトレーに早変わりと、アイデア盛り沢山。荷室は6人乗車時でも439Lが確保されています。
スバル・エクシーガ
ミニバン+SUVというユニークなコンセプトを掲げて販売されたのが「エクシーガ」。現在も販売されている「エクシーガ クロスオーバー7」の前身となったモデルです。
2008年に登場した「エクシーガ」は、3列目シートを備え、最大で7人が乗れるスペースを持つミニバンであるものの、その低く構えたプロポーションがスポーティな雰囲気を際立てています。しかしながら、映画館のように後席にいくにつれて徐々に座面を高くするシアターレイアウトのように、閉塞感を感じさせない工夫が凝らされています。
エンジンはスバルでお馴染みの低重心に有利な水平対向エンジンを搭載。さらに駆動方式は4WDを採用しているため、積雪路などで強みを発揮します。行動派にオススメです。