日本では『ゲレンデヴァーゲン』の名称で人気を博し、改良に改良を重ね、キープコンセプトを貫いてきた、メルセデスベンツのオフロードモデル『Gクラス』が、1979年登場以来、38年目にして初の大幅改良がされる可能性が高いことが分かりました。
衝撃情報はそのエクステリアです。
今回捉えたプロトタイプは、現行モデルで武装したミュールボディですが、市販型では次世代プラットフォームにより、全幅を約10センチ拡大、独立懸架新フロントサスペンションを採用し、2012年のロサンゼルスオートショーで公開された近未来オフロード、『エナーGフォース コンセプト』からデザインを取り入れるとリポートされています。
また、軽量素材を使用し車重は約150kgの減量を実現するほか、電気系統も全て大刷新し、次世代安全運転システムが多数採用されると予想されています。
パワートレインにも注目だ。メルセデスベンツが20年振りに復活させる、新開発直列6気筒エンジン「M256」が搭載される可能性が高いようです。
40年近くキープコンセプトを貫き、大刷新された車といえば、近年ではジャガーのフラッグシップサルーン『XJ』が思い出されます。
過去を脱ぎ去った新デザインには、賛否両論が巻き起こりましたが、果たしてこの「Gクラス」はどんな進化を見せるのでしょうか。
ワールドプレミアが予想される2017年フランクフルトモーターショーに注目です。
(APOLLO)