エリアには、パイロンを設置するだけでなく、スキッドパッド部分には一定の水深を保てるように微妙な傾斜(75:1)が付けられています。
ドライビング・エリアで披露されたデモンストレーション「The Ultimate Drive」では、スーパーGTのマシンである「BMW M6 GT3」が登場。ドライバーはもちろん荒 聖始、ヨルグ・ミューラーで、スモークを上げたスピンターンだけでなく、レースさながらのドライバーチェンジも披露されました。
さらに、市販車のM4、2016年全日本ラリー選手権に参戦中のMINI JOHN COOPER WORKS RALLY TEAMの大橋逸夫、エクストリームバイク スタントライダーの小川裕之という各選手が競演。
そのドライビング・エリアの横には、5台分のワークベイ、モーターサイクル用の整備エリアを備えていますが、臨海副都心エリアは板金や塗装を含む重整備作業が認められていないため、本格的な修理は木場にあるサービスセンターに回送されるそうです。
なお、2015年4月にオープンした同サービスセンターでは、カーボンファイバー素材の修理作業も可能な国内最大の施設になっています。
「BMW GROUP Tokyo Bay」の大きな特徴であるドライビング・エリアの併設は、ドイツにもないそうで、世界有数の規模、そしてBMWとして世界初のコンセプトが実現されていて、参加型ショールームとしてクルマ好きの注目スポットになりそうです。
(文/写真 塚田勝弘)
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