ルノー・日産アライアンスとダイムラーは、2014年10月に協業をさらに加速させていくと発表済みで、設計から完成までゼロから共同開発した初のモデルとして、新型ルノー トゥインゴ、smart fortwo、smart forfourがリリースされ、新型ルノー トゥインゴが日本でも正式発表されたという流れです。
NAエンジンを搭載するsmartとは異なり、新型ルノー・トゥインゴには897ccの直列3気筒ターボエンジン(90ps/135Nm)が搭載されているほか、トランスミッションは基本的に6速EDC(エフィシエント デュアル クラッチ)ですが、限定車の「5S(サンクS)」には5MTが組み合わされますからMT派は必見。ただし、限定車の「5S(サンクS)」のエンジンのみNAエンジンで、998ccの直列3気筒(71ps/91Nm)を搭載。
このように、新型トゥインゴのローンチに際しては、通常のカタログモデルと導入記念限定車が用意されていて、カタログモデルは「トゥインゴ インテンス」が189万円、「トゥインゴ キャンバストップ」が199万円です。
50台限定の「トゥインゴ パックスポール」が199万円、唯一の5MT仕様となる50台限定の「5S(サンクS)」は169万円。50台限定車とはいえ、MTの設定やキャンバストップなどトゥインゴならではの特徴があり、内・外装の仕立ても個性が与えられていますから、smartだけでなく、新型トゥインゴも見逃せないシティコミューターといえそうです。
(塚田勝弘)