古くからディーゼル比率が高かったフランス。約7割をディーゼルエンジン搭載車が占めているという話もありますが、日本向けのフランス車でポスト新長期をクリアした「クリーンディーゼルエンジン」搭載車はありませんでした。
欧州ではディーゼル車比率が高すぎて、パリをはじめとして都市部での公害問題も話題に上っていますが、2015年1月1日移行に販売する新車はEURO 6(ユーロ6)に移行し、大気汚染の緩和についても期待が集まっているはず。
日本のポスト新長期とユーロ6の規制内容が比較的似ているとして、欧州のユーロ6対応モデルを日本導入させやすくなっているのはある一方で、VWのディーゼル不正問題の件以来、国交省の認証を受けるのが難しくなったという裏事情もあるようです。