ドイツプレミアム御三家と呼ばれるメルセデス・ベンツ、BMW、そしてアウディには、それぞれハイパフォーマンスモデルが存在します。
以前からレース活動だけでなく市販仕様にも力点が置かれてきましたが、最近はとくに市販モデルへの注力ぶりが際立っているように思えます。
ほかにもボルボのポールスターなどもそうで、レース活動と市販部門を分けて、後者をメーカーに組み込むことで魅力的なモデルの開発に専念するという流れは、日本の自動車メーカーも含めてさらに加速していきそう。
7月5日、アウディから3車種(Audi RS 7 Sportback、Audi RS 6 Avant、Audi RS Q3)の「RS performance」モデルが同時発表されました。
アウディのモータースポーツ活動をサポートするAUDI AG傘下のquattro GmbHが開発に参加している「RS performance」モデルは、RSモデルをベースに性能をさらに磨き上げたアウディ究極のハイパフォーマンスカーを謳っています。
いずれのRSモデルでも動力性能や見た目のスポーティ度合いは、ノーマル仕様よりも上回っていますが、「RS performance」はRS仕様でもモノ足らないという層にアピールする超アグレッシブな仕様。