従来のカウル及びヘッドランプの形状は継承しつつ、立体感のあるデザインに一新。
また、リアコンビネーションランプ、ライセンスランプ、ポジションランプにもLEDを採用し、先進性と高級感が増加されました。
ヤマハ発動機としては初の新システムである「コーナーリングランプ」が新採用されました。走行中、バンク角に応じてイン側前方を照射するランプが順次自動点灯し、照射エリアが広がります。
ロービーム、ハイビームいずれの場合も浅いバンク角ではイン側のランプが1個点灯、バンクが深くなるにつれて2個目、3個目が追加点灯し、夜間走行でのライダーの負担軽減が図られます。
メーター類も一新されました。3連独立のメーターは、ガンメタの枠で囲むデザインで、
高級感が一層際立ちました。デジタル表示メーター液晶も一新。液晶バー表示の燃料計はブロックバータイプに変更され、全体的に見やすい表示となっております。
もともと「FJR1300 AS/A」はツアラーとしての高い安定性と快適さに定評がありました。
今回はさらに、トランスミッションやクラッチの大幅な見直しによる、走行性能の進化、灯火系の見直し、コーナーリングランプ追加など安全性の進化などが大きな変更ポイントとなり、ツアラーとして、さらに熟成が重ねられました。
単なるマイナーチェンジではなく、フルモデルチェンジに近い進化を遂げたといっても過言ではありませんね。
新型「FJR1300AS/A」は7月25日発売予定。
価格は「FJR1300AS」1,836,000円、「FJR1300A」1,512,000円。カラーラインナップはマットシルバー1(新色/マットシルバー)・ダークグレーメタリック N(ダークグレー)の2色となっております。
最新型のスポーツツアラー、見逃せませんよ!
(ライター:張山 和希/Moto Be バイクの遊び方を提案するWEBマガジン)
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