トヨタ自動車が6月29日に発表した5月の生産・国内販売・輸出実績によると、世界生産は75万450台(前年同月比11.8%増)と、4月度の66.9万台(同6.2%減)から2桁増へと転じました。
注目されるのは、国内生産が熊本地震の影響で生産停止を強いられた4月度の20.1万台(18.8%減)からもち直して24.2万台(12.4%増)へと回復している点。
九州工場は4月18日に生産を停止、愛知県の工場でも19日から段階的に生産を停止するなど、地震による減産が約8万台に上ったため、25日以降、生産の増強を図っており、年内をめどに挽回する計画になっているようです。