VWはディーゼル車排ガス認証試験に関する問題が表面化したことを受け、開発責任の所在を明確化すべく、年初に車両開発部門の大掛かりな組織改革を実施しました。
同社は深刻なダメージから再生を図るべく、過去の過ちから学んで欠点を改め、オープンで信頼性の高い企業風土を確立するとしています。
具体的には組織を「スモールカー」、「コンパクトカー」、「ミッド&フルサイズカー」、「BEV(バッテリー式電気自動車)」の4つに集約、その上で各組織のマネージャーをサポートする「ストラトジー&プロダクト部門」を新設しており、デジタル化、電動モビリティなどの市場要請に応えて行くとしています。