「up!」がアップデート! イタリア国際試乗会で「新型フォルクスワーゲンup!」にいち早く試乗

イタリアから帰国しました!

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今回イタリアでのミッションは、今年のジュネーブモーターショーでマイナーチェンジした新型「フォルクスワーゲンup!」にいち早く試乗すること。

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ちなみに「up!」は日本では2012年に発売されている全長3540㎜×全幅1645㎜×全高1478㎜の、フォルクスワーゲンで一番小さなクルマ。

「シンプル」でスッキリしたデザイン、「コンパクト」で取り回ししやすいサイズ、そして「スポーティ」で楽しい走りと「リーズナブル」な価格がup!のチャームポイントですが、今回のトピックは、外観のスタイリングと新色のボディカラー、新エンジンの追加、スマートフォンと連動するコネクティビティ「フォルクスワーゲン・maps+more」などなど。

エクステリアは、フロントの下回りのデザインがシェイプされて直線の強さが少し和ぎ、「カールおじさんのヒゲ」のインパクトが薄くなったのが残念ですが、デイタイムランニングライト内蔵のヘッドライトなどが変更され華やかに。

全長は60㎜大きくなり、3600㎜となっていますが、これは室内が広くなってということではなく、外側のバンパーなどによっての拡大となったようです。

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試乗は初代「ゴルフGTI」並みのパフォーマンスを発揮するという90PS 、1.0リッターTSIエンジンにも試乗しましたが、日本に導入されるのは70PS 1.0リッターの3気筒ガソリンエンジン、5速のシーケンシャルASG(オートメーテッドシフトギアボックス)、アイドリングストップ付き。アイドリングのオンとオフのタイミングは割としっかりとわかってしまいますが、クルマのキャラクター考えるとそれもさほど気になりません。

ボディカラーは全13色のうち、7色が新色。その中で日本には5色、うち新色は「ハニーイエロー」と「テールブルー」の2色が導入されるとか。ルーフとドアミラーを白か黒に設定できるパックもあります。

米国のオーディメーカー「beats」社のオーディを搭載する「up!beats」も日本に導入されますが、6個のスピーカーとサブウーファーで合計7個のスピーカーで音の演出もバッチリ。

そしてもう一つの新型up!のウリであるスマホと連動する「maps+more」。センターコンソールの上にスマホを置き、bluetoothで接続。スマホ内にあらかじめダウンロードしておいた「up!」のアプリを開けばナビゲーションはもちろん、車両のデータなどを表示します。さらに手書き入力も可能! 目的地の文字や数字を書き込むと候補地が出てきます。ただ残念なのは、これがちょこちょこフリーズしてしまったりと、まだ不完全。こちらに関しては日本仕様も含めて発売までの間に改善するそうです。

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ちなみに日本発売は2017年。

それまでにはかなり性能もupしそうですね!

(吉田 由美)

From Motor Fan’s Year

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