クルマも「ミラーレス」に!6月18日、国土交通省が解禁

「ミラーレス」といってもデジタルカメラの話ではありません。長い歴史を持つ自動車用のミラーがいよいよ無くなろうとしています。

国土交通省が6月18日、サイドミラーの代わりにカメラモニタリングシステムを備えた「ミラーレス車」を解禁しました。

MAZDA_RX-VISION

道路運送車両の保安基準などで、鏡面の面積や視認エリアなど詳細な条件が定められていたサイドミラー。

今回カメラとモニターで代用できるようになったのは、国連のWP29(自動車基準調和世界フォーラム)が、昨年11月にミラーの代用範囲拡大を決定したことが背景に有ります。

VW_XL1

こうした世界の動きを踏まえ、国土交通省が自動車の保安基準を改定し、自動車の全てのミラーをカメラとモニターで代用することを認めたもの。

この記事の著者

Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
続きを見る
閉じる