6月15日(水)にWEC 2016年 第3戦 ル・マン24時間レース予選1回目が終了しトヨタはポルシェの2台に引き続き、6号車が3番手、5号車が4番手のタイムを出しました。予選2回目の直前、トヨタの5号車の中嶋一貴選手と6号車の小林可夢偉選手から直接お話しを聞くことができました!
予選のについて、5号車の中嶋選手は「トラフィックにひっかかって、すっきりした予選ではなかったです。少なくとも最低限、必要なタイムは出せているので、あとは決勝に向けて準備するだけです。」と語ってくれました。また予選の順位は気にしていないか?という質問に対して、「6分のいくつか(LMP1-Hクラス全6台中の何位か)というのは気にしてないです。」との事でした。
私もコクピットに座らせていただき、視界が思いのほか悪いと思った走行中の視界について質問したところ、「走っている時は基本的に前しか見てないです。夜は暗いので見えにくいコーナーもありますが、だいぶ慣れてきました。」と、ル・マン参戦5年目の余裕を見せてくれました。
決勝については、「自分達がミスをしないこととマシンの信頼性が勝つためのキーポイントだと思います。ペース的にはそれほど大きな差はないと思うので、トラブルフリーでやりきりたいです。」と語っていました。ちなみに、決勝での走行順については、今の所中嶋選手は3番目に走行するそうです。