【Bonjour!ルマン女子vol.8】気になる疑問!中嶋一貴、小林可夢偉に聞いた「ドライバーはル・マン ウイークをどう過ごす?」

さて、練習走行が終わり、いよいよ予選です。ル・マンでは予選は3回行われます。1回目の予選は、こちらの時間で夜の10時からスタートです。こんな時間に予選が始まるのもル・マンならではですね。

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気になる予選1回目の結果は以下のようになりました。

LMP1-Hクラス1回目予選結果

順位/車名(No.)/ベストタイム/タイム差
1/PORSCHE 919 HYBRID(2号車)/3:19.733/-
2/PORSCHE 919 HYBRID(1号車)/3:20.203/0.470
3/TOYOTA TS050-HYBRID(6号車)/3.20.737/1.004
4/TOYOTA TS050-HYBRID(5号車)/3:21.903/2.170
5/AUDI R18(8号車)3:22.466/2.733
6/AUDI R18(7号車)3:22.780/3.047

と、チーム別ではポルシェ、トヨタ、アウディの順にはっきりと分かれました。やはりポルシェ、速いようです。アウディよりも上にいますが、調子が出てなかったのかも知れません。アウディの実力をまだまだ出し切っているはずではないでしょう。このわずかとも思える差は24時間戦う上でどう影響するのか、目が離せません。

予選1回目を終了した時点で、中嶋選手と小林選手からコメントが届いています。

■中嶋一貴選手(5号車)
「どちらのセッションも順調だったと思います。昼間の公式練習走行ではロングランで良いペースを刻むことが出来ました。夜の予選ではコース上の混雑が酷く、タイムだけでは判断が難しいセッションでした。今日得られた全てのデータを分析し、改良出来る点を見出したいと思っていますが、全体的には今回のTS050 HYBRIDの状態には満足しています。」

■小林可夢偉選手(6号車)
チームの懸命な努力のおかげで車両はずっと改善されました。今日収集出来た多くのデータは、決勝レースへ向けて役に立ってくれるはずです。私自身は非常に混雑していた夜のセッションでロングランを担当しましたが、今日一日の内容にはとても満足しています。

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まだ予選は始まったばかり! 計3回行われる予選のベストタイムを基準に決勝のスターティンググリッドが決まります。予選2回目は6月16日(木)午後7時~午後9時(日本時間午前2時~午前4時)、予選3回目は6月16日(木)午後10時~午前0時(日本時間午前5時~午前7時)です。どのような結果になるのか、楽しみですね!!

(yuri)

この記事の著者

yuri 近影

yuri

2006年のF1日本GPを観に行ってから、どっぷりF1&ジェンソン・バトンにはまってしまったF1女子。F1が大好きですが、車の運転は下手(小林編集長お墨付き)、メカニズムも苦手、だけどドライバーの知識と愛だけは自信あり! もっと気軽にF1を楽しんでもらいたい、好きになってもらいたいという気持ちで執筆活動をしています。
趣味はバトンの追っかけと、F1海外観戦。現在は新米ママとして子育てに奮闘しながら、のんびり記事を更新中。あたたかーい目で見守っていただけると嬉しいです。
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