マツダ「MX−5(ロードスター)RF」画像ギャラリー ─ ファストバックスタイルに込められた思いとは?

いわゆるクーペのようなスタイルのマツダMX−5(ロードスター)RF。

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前モデルのNC型にもハードトップタイプは存在しましたが、屋根を閉じた時そちらは幌と同じようなスタイリング。

しかし、ND型の場合は流れるようなルーフラインが美しく、また別のクルマのようにも見せてくれます。

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ロードスターのチーフデザイナーである中山雅さんによると「とにかく言い訳をしたくなかった。大きなルーフが入るからとか、トランクが犠牲になるからとかで綺麗で美しいボディができないというのはやりたくなかった。我々デザイナーはそうして綺麗な線を引いただけかもしれません。けれど、このルーフが綺麗に収まるようにできたのはエンジニアたちのおかげです。例えば(リヤルーフとボディの境目の)パーティングラインがほとんどわからないようにできているのもエンジニアのおかげです。うまく収めるカラクリを作ってくれた」。

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この記事の著者

小林和久 近影

小林和久

子供の頃から自動車に興味を持ち、それを作る側になりたくて工学部に進み、某自動車部品メーカへの就職を決めかけていたのに広い視野で車が見られなくなりそうだと思い辞退。他業界へ就職するも、働き出すと出身学部や理系や文系など関係ないと思い、出版社である三栄書房へ。
その後、硬め柔らかめ色々な自動車雑誌を(たらい回しに?)経たおかげで、広く(浅く?)車の知識が身に付くことに。2010年12月のクリッカー「創刊」より編集長を務めた。大きい、小さい、速い、遅いなど極端な車がホントは好き。
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