いわゆるクーペのようなスタイルのマツダMX−5(ロードスター)RF。
前モデルのNC型にもハードトップタイプは存在しましたが、屋根を閉じた時そちらは幌と同じようなスタイリング。
しかし、ND型の場合は流れるようなルーフラインが美しく、また別のクルマのようにも見せてくれます。
ロードスターのチーフデザイナーである中山雅さんによると「とにかく言い訳をしたくなかった。大きなルーフが入るからとか、トランクが犠牲になるからとかで綺麗で美しいボディができないというのはやりたくなかった。我々デザイナーはそうして綺麗な線を引いただけかもしれません。けれど、このルーフが綺麗に収まるようにできたのはエンジニアたちのおかげです。例えば(リヤルーフとボディの境目の)パーティングラインがほとんどわからないようにできているのもエンジニアのおかげです。うまく収めるカラクリを作ってくれた」。