当初冷ややかとされていた欧州メーカーもハイブリッドモデルを投入するなど、いまやグローバル規模で普及しているハイブリッド。
その第一歩は乗用車では、1997年12月に披露された初代プリウスですが、2016年4月末時点で累計販売台数が901万4000台(プラグインハイブリッド含む)に達したそうです。
まさに21世紀に間に合ったエコカーの代表格ですが、充電できない従来型のハイブリッドは、2017年中頃からアメリカ・カリフォルニア州のZEV規制の対象外(プラグインハイブリッドをのぞく)となるなど、最先端の環境(規制)対策車としては終焉を迎えつつある印象もあります。
しかし、トヨタをはじめ、ホンダなどハイブリッドモデルの普及の努力により、エンドユーザーとしては価格面でも手が届きやすい「普通のクルマ」になった貢献度は大でしょう。