5時間足らずの東京初披露。これがアストンマーチン・ヴァルカンだ!

当日の夕方4時に代官山T-SITEのSNSに突如告知がされるという、あまりのサプライズながら、会場には多くのクルマ好きがカメラ片手に食い入るように色んな角度から撮影しながら見ていました。

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残念ながら、インテリアはVIP向けにギャラリースペース内で開催されているパーティー側、運転席側のみドアが開けられており、屋外からははっきりと伺うことは出来ませんでした。

乗り降りする際は、専用ステアリングを外して行います。このステアリングは1つでスポーツカーが買えるみたいです。

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ド迫力のエクステリアの中で印象に残るヘッドライト、テールランプ。特にテールランプは、この1つ1つが発光するのです。このデザインをより市販向けにリデザインし、将来のアストンマーチンに登場させるようです。

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足元は、フロント(左)が305/30ZR19、リア(右)が345/30ZR19でミシュラン・パイロットスポーツカップ2が装着されていますが、サーキットではもちろんスリックになります。

足回りは、レーシングカー譲りのプッシュロッド式サスペンションに、カーボンセラミックブレーキと電子制御システムでオーナーが安心してサーキットを攻められるように設計されています。

ヴァルカンのオーナーに内定すると、アストンマーチン専用のサーキットトレーニング(レーシングドライバーによる、実技(One-77やV12ヴァンテージSの市販車からヴァンテージGT4レーシングカー)と座学両方のドライビングスクール、シミュレーターを使ったトレーニングを受け、無事にヴァルカンが納車された後、世界各国のサーキットにてヴァルカンオーナーのみの走行イベントを行います。

これらのヴァルカン専用プログラムには、予備パーツ、装備品、運送等などのサービスも含まれています。フェラーリのXXプログラム、マクラーレンP1GTRプログラムと同等のものですね。

今度は、ヴァルカンが日本のサーキットで疾走する姿をぜひ納めたいものです。

(栗原 淳)