「スバル」ブランドの自動車で知られる富士重工業が、ついに社名変更を決断しました。
すでに、汎用機器の「ロビン」ブランドを廃止して久しく、スバルに統一している同社ですが、ついに「SUBARU(発表によれば全角・大文字)」という社名に生まれ変わるというわけです。
富士重工業の源流といえる中島飛行機(最初の社名は 飛行機研究所)の創設が1917年ということもあり、100周年を記念した社名変更により、さらにブランド力をアップさせようという狙いといえます。
また、社名変更を決議した臨時取締役会では、同時に汎用エンジンなどを製造する産業機器カンパニーを自動車部門に統合(2016年10月)することも決定しています。これもスバルブランドを磨きあげるための施策のひとつといえそうです。
なお、社名変更が正式決定するには、6月28日に開催予定の株主総会での承認が条件。その後、予定では2017年4月1日に株式会社SUBARUへと生まれ変わることになっています。
(山本晋也)