メガーヌ・ルノースポール、シビック・タイプRなど、世界中のFF(前輪駆動)車が競うニュルブルクリンク北コースの最速レコードを、フォルクスワーゲン・ゴルフが塗り替えました。
世界400台限定、310馬力(228kW)の強心臓にチューンナップされた「ゴルフGTI クラブスポーツS」が、7分49秒21という量産FF車の歴代トップタイムを叩き出したと発表があったのです。
ゴルフGTI史上、最強エンジンを得ただけでなく、軽量化のため断熱材はもちろん2シーターとされているほど速さにこだわっています。ボディ形状も2ドア(ゴルフは伝統的に3ドアとは呼びません)とし、トランスミッションは6速MTとしています。
さらにミシュランのセミスリックタイヤ(235/35R19)を履くことにより、GTI クラブスポーツSはゴルフGTIの潜在能力を引き出した一台に仕上がったということです。
ボディカラーはトルネードレッド、ピュアホワイト、ディープブラックパールエフェクトの3色を設定するということです。
(山本晋也)
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