連休真っ直中の5月5日、茨城県の筑波サーキットで「第30回 コカ・コーラ オールドナウ・カーフェスティバル」が開催されました。
イベントのテーマはズバリ「走り」。最新型車も旧車も、とにかくサーキットを走って楽もうというイベントです。
コースではスーパーFJやマツダロードスターのワンメイクなど本格的なレースに加え、新旧ポルシェ、フェラーリ、ランボルギーニ、さらにトヨタ2000GT、コスモスポーツなどの多彩なデモランを実施。
また、自動車雑誌スタッフによる長期テスト車同乗体験やトークショー、読者の愛車によるパレードランも行なわれました。
今回はイベント30周年特別企画として、初回開催年の1986年に製造されたクルマの展示が目玉。事前の公募で集まった内外の車両はどれも程度良好です。
横浜から来場した遠藤太嘉志さんは、希少な初期型の初代トヨタ・スープラでの出品。
「5MT、DOHCのクーペという条件で購入しました。パーツの欠品は厳しいですが、最新のクルマにはない80年代特有の創意工夫や勢いはまったく飽きることがないですね」
と愛車の魅力を語ってくれました。
この30年選手達もまたデモランを行い、レースとは違った魅力を放っていました。
きれいに並べたクルマを眺めるイベントも楽しいものですが、サーキット走行という非日常の体験も別の魅力があります。来年のゴールデンウィークは筑波サーキットへ出かけてはいかがでしょう?
(すぎもとたかよし)