さらに、セダンのS60、ステーションワゴンのV60、SUVのXC60にこの「Drive-E」戦略により開発された新エンジンが搭載されました。
ボルボの60シリーズは、日本の販売比率(2015年)のうち約36%を占めるという主力シリーズで、上級グレードに2.0Lの直噴エンジンである直列4気筒スーパーチャージャー+ターボの「T6」を設定。
さらに、XC60をのぞくS60、V60に1.5Lで直列4気筒ターボの「T3」を搭載した「T3 SE」グレードを追加しています。
ボルボらしく安全装備は充実しており、ミリ波レーダー、カメラ、赤外線センサーからなるシステム、歩行者・サイクリスト検知機能付追突回避・軽減フルオートブレーキシステムやACC(アダプティブクルーズコントロール)など、10種類の先進安全装備からなる「IntelliSafe(インテリセーフ)」も全車に標準装備。
価格帯は、S60が434万円(T3 SE)〜614万円(T6 AWD R-DESIGN)、V60が454万円(T3 SE)〜634万円(T6 AWD R-DESIGN)、XC60が539万円(D4)〜719万円(T6 R-DESIGN)となっています。
(文/塚田勝弘・写真/前田惠介)