新型スバル・インプレッサは、サイズ拡大で居住性・積載性が向上

実車を見るとずいぶん長いと感じましたが、セダンの全長はBMW3シリーズと同値の4625mmですから当然かもしれません。

なお、日本で人気を集めると思われる5ドアは全長4460mmで、Cセグのハッチバックとしては長めで、A3セダン並。

SUBARU_impreza_14

こうしたサイズアップの恩恵は、デザイン、そして衝突安全性などに活かされているほか、居住性、積載スペースの大きさにも表れています。

身長171cmの私が前席に座ってドライビングポジションを合わせると、シートの着座位置は低く感じるものの、前方やサイドの視界は良好で、天井が10mm下がったことによる圧迫感も抱かせません。

SUBARU_impreza_11SUBARU_impreza_16

そのまま後に座ると、膝前にこぶしが縦に2つ強入る余裕があり、頭上もこぶし1つ程度のクリアランスが残っています。

ホイールベース延長などにより後席フットスペースの拡大は明らかで、室内高も全高が10mm下がったことを感じさせないもの。

SUBARU_impreza_10

荷室容量(VDA)など正確なスペックはまだ公表されていませんが、トランクの広さも印象的で、ワイドかつ奥行きも十分に確保されています。

奥行きは冒頭で紹介したBMW3シリーズ並の全長などが活かされているはずですが、荷室の高さ、そして開口部もワイドで積載性はかなり高そうです。

(文/写真 塚田勝弘)

【関連記事】

■「SUBARU GLOBAL PLATFORM」第1弾の新型インプレッサはどんなクルマなのか?
https://clicccar.com/?p=368116

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
続きを見る
閉じる