最大の特徴は、世界で唯一、デジタル音源がそのまま再生される(Digital to Digital 再生)フルデジタル化されているもので、クラリオンとしてはフルデジタルスピーカーシステムの「Z01 DRIVE」を進化させたもの。
「さらなる高音質再生」をテーマに開発され、各地のカーオーディオ・プロショップを通じて販売され、順次販売店の拡充を進めるそうです。
販売エリアやカー用品量販店も含めて販路も拡大することで「究極の原音再生と圧巻のハイレスポンスサウンドを聴きたい、装着したい」というカーオーディオファンのニーズへの対応を図るとしています。
私は東京オートサロンでの視聴と、その後もスバルBRZ、VWゴルフのデモカーを取材する機会が別途ありましたが、その非常にピュアな高音質は一度聴く価値があると思います。
なお、先述したように国内初披露となった「東京オートサロン」などでのデモカー試聴では、試聴者の約9割が「音質に満足」と回答しているとのこと。
ほかにも、外部オーディオ機器やハイレゾ対応のスマートフォンなどとのダイレクト接続をはじめ、センターユニットの仕向け(純正、市販)、規格(1DIN、2DIN)、仕様(デジタル出力、アナログ出力)を問わず接続可能な汎用性の高さ、スマホやタブレット(アプリ)で直感的に最適な音場環境の設定が可能なサウンドチューニング機能などの特徴も見逃せません。
(塚田勝弘)