ちょっと“よそいき”な雰囲気。ジャガーXFがフルモデルチェンジ

ジャガーXFがフルモデルチェンジを受けました。

ボディの大きさはそのままに、スポーティなイメージも引き継ぎながら、しかし従来よりすこしばかりフォーマルなクルマとなっての登場です。ほぼ10年ぶりに刷新されたニューXFは、弟分「XE」の誕生を受け、さりげなく上級移行を狙った2代目なのです。

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価格は598万円から……と聞くと「ちょっぴり高くなったけれど、先代と同じ価格帯に収まった」と思うかもしれません。旧型末期は589万円〜だったから。

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ベースとなる2リッター直4ターボ(240ps、340Nm)モデルは、その通りなのですが、スーパーチャージャーで過給される3リッターV6ターボ搭載モデル(340ps、450Nm)は969万円からと、ググッとお高くなっています(旧型末期は792万円)。

価格差が広がったグレード間を埋めるのが、注目のディーゼルモデル(635万円から)というわけです。

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「INGENIUM(インジニウム)」と名づけられた2リッター直4ディーゼルターボ(180ps、430Nm)は、AdBlue(アドブルー)システムを備えた新世代エンジン。排気に尿素水を噴き付け、有害な窒素酸化物(NOx)を、最終的に無害な窒素に還元することができます。

新型XFは、2リッター直4ターボ、同ディーゼルターボ、3リッターV6スーパーチャージド、そのハイチューン版(1105万円/380ps、450Nm)に大別されます。

この記事の著者

ダン・アオキ 近影

ダン・アオキ

15年ほど勤めた出版社でリストラに遭い、2010年から強制的にフリーランスに。自ら企画し編集もこなすフォトグラファーとして、女性誌『GOLD』、モノ雑誌『Best Gear』、カメラ誌『デジキャパ!』などに寄稿していましたが、いずれも休刊。
諸行無常の響きあり。主に「女性と車」をテーマにした写真を手がけ、『clicccar』では「注目モデルでドライブデート」の撮影をさせていただいております。感謝。
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