ダンパーおよびスタビライザーの特性を専用に変更したアダプティブ M サスペンションが設定されているほか、電子制御式多板クラッチによりパワーを後輪の左右間で自在に配分される「アクティブMディファレンシャル」や横滑り防止装置のDSCにも専用チューニングが施され、トラクション性能もさらに向上されています。
さらに、専用装備の「M スポーツ・エキゾースト・システム」によるサウンド面の演出も見逃せません。
外観では、足元を引き締める軽量構造の20インチ鍛造「Mライト・アロイ・ホイール・スタースポーク・スタイリング666M」が用意されているほか、ハイグロスブラック仕上げのキドニーグリル、ブラッククローム仕上げの「デュアル・エキゾースト・テールパイプ」といった専用装備がM3、M4のスポーティな外観をよりレーシーなものに仕立てています。
インテリアでは、サーキット走行などにおいても身体をしっかりと支える軽量構造の専用「Mスポーツ・シート」に加えて、Mストライプが施された専用シートベルトを用意。
また、今回のオプション追加と併せて、BMW M3セダン、およびBMW M4クーペの両モデルに、安全な車線変更をサポートする「レーン・チェンジ・ウォーニング」が新たに標準化されています。
価格も改定されていて、BMW M3セダン(7速M DCT)が1104万円から1110万円、M4 クーペ(6速MT)が1075万円から1081万円、M4 クーペ(7速M DCT)が1126万円から1132万円となっています。
(塚田勝弘)