アメリカ車(ガソリン車)で初!ジープ・チェロキーがエコカー減税対象車に

日本のエコカー減税対象となる「ジープ・チェロキー トレイルホーク」は、エコカー減税の燃費・排ガス基準に適合し、自動車取得税は20%軽減、自動車重量税は25%軽減となります。

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燃費は10.3km/Lで、平成27年度燃費基準達成レベルを達成し、エコカー減税のもう1つの要件である低排出ガス車の4つ星認定も取得しています。

「チェロキー トレイルホーク」に搭載される3.2Lの「ペンタスター」には、小型酸化・三元触媒コンバーター2つ、加熱式O2センサーの4つを備え、排ガスを低減。

また、標準装備となるアイドリングストップの「START&STOP」システムは、停車するたびにエンジンを止めることで燃費効率を向上。エンジン停止時もラジオ、計器類、ヒーター、エアコンなどが使用できます。

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燃費効率をより高めているのが、冒頭で紹介したセグメント唯一の9速ATで、トルクフライトと走行状況に合わせてパフォーマンスを自動的に円滑に調整する動力伝達システムを採用。

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トルクフライトトランスミッションは、ペンタスターV型6気筒エンジンが常に最適の回転域で運転できるよう、全体の変速比幅が広く設定されているのが特徴。また、4つギヤを高速走行に適したオーバードライブレシオとすることで、ノイズ、振動、ハーシュネス(NVH)の総合値も低減されています。

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エコカー減税対象となる2016年式ジープ・チェロキー トレイルホークは、5月より日本国内の販売店へ配車される予定で、価格は510万3000円となっています。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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